出産まであと87日 逆転現象
こんばんは、今日も外出禁止のくせに外出しまくっている忍です。大丈夫か息子。本日は母上と共に食材を大量に買い込みに行ってまいりました。重いものを持つのは禁止のため、負荷は全部母上の腰部に直撃します。新しい命>母上のヘルニア。残酷なものですね~
本日は特に出産とは関係ない話を。最近なぜかよく頭に浮かぶので、おそらく今考えることに何か意味があるのだろうと思います。最近、なぜか今まで「かわいそう」と思われていたであろう方たちの活躍にすごく目がいきます。まずは『Desigual』というブランドの、このモデルさんからご紹介したいと思います。
↓ 個人的には、関節部とか皮膚の伸縮の活発なところに白斑が出ているのがたいへん興味深い。
肌がデザインの一部になりうるというか、肌自体が個性となりうるということ自体意識したことがなかったかも。私が子どもの頃は、黒人のモデルさんにさえ違和感があったような気がするのですが、その頃からするとゆっくりですが確実に人々の意識の変革があり、ついにここまで来たのだなと実感しました。
あともう一人。この方は歌手でモデルらしいです。リンクのなかのPVをぜひ見ていただきたい。
↓タブー視する人々の目線とその愚かさも鮮やかに強調して表現されています。最後のコンパスみたいなやつが好き。
もうなんだか「義足=かっこいい」みたいな方程式が成り立ちそうです。常識が覆される感覚というか、このままいったらいつか、健常者のほうがダサいみたいな時代になるんじゃないかと。それはそれで面白いかもしれません。
↓というか最近の義足の進化はすさまじいらしく、スポーツ界では逆転現象も起きているみたいで。そういえば以前NHKでロッククライミング用やら社交ダンス用の義足を見て衝撃を受けた記憶が…
もうなんならこのまま突き進んでいただいて、オリンピックとパラリンピックをわけて開催すること自体がナンセンス、もはやサイボーグな人だらけみたいなSF的世界が来ないかなと期待してしまいます。
で、なぜこういうことばかり考えているのか。おそらく、これから生まれてくる息子が何かしらの障がいを持っている可能性を考えているからだと思います。たとえ見えなくても、聞こえなくても、それがハンデではなく、むしろ有利な個性として受け入れてくれる世界になれば、なんと素晴らしいことでしょうね。きれいごとばかりではだめだけど、可能性には期待したいなぁと思います。